一目 女将 平塚あけみ

田中家は今まで150年以上の歴史を持ってい料亭です。田中家がスタートした少し前、安政六年(1859年)に横浜開港が決まり、各国の領事館がつぎつぎとこの近辺に置かれました。また、多くの外国人が商館を構えるなど、横浜はこのあたりを中心に国際都市として発展していきました。その時、坂本龍馬の妻おりょうは、ここで住み込みの仲居として勤めてくれていました。外国語も堪能で、物怖じしないまっすぐな性格が、ことに外国のお客様に評判だったといいます。

女将の平塚あけみさんが、田中家が近代に西洋文化の衝撃の中でいかに残られるかを語ってくれました。平塚さんは日本文化を愛しているために、店舗を継ぐことが彼女にとって使命でありながら、幸せでもあると告白しました。